【普段使いに最適!】泉州タオルの特長は?今治タオルとの違いも
みなさん、こんにちは。taoru.comのAlexです。
今回は泉州タオルの特徴と今治タオルとの違いについてまとめてみました。
泉州タオルとは、大阪南部・泉州で作られているタオルです。実は日本のタオル産業の発祥は泉州なんですよ。
そして、泉州タオルはその品質の良さから世界でも広く知られています。
この記事では、そんな泉州タオルの特長などを紹介していきます。
■泉州タオルの歴史と背景
もともと泉州は江戸時代から綿栽培がさかんでした。綿織物の産地でもあり、手ぬぐいなど作っていました。そこへヨーロッパからタオルが持ち込まれ、そのタオルを織るための機械が開発されたのが明治20年のことです。今ではタオル国内生産量47%が泉州で作られています。
では、なぜここまで泉州でタオルの製造がさかんになったのでしょうか?
その理由のひとつが「水」です。タオルの製造工程では水が多く必要になります。泉州は、和泉山脈の豊富な水源があったこともタオルの一大産地となった理由です。
■泉州タオルは安全清潔な後晒し製法
泉州タオルは「後晒し(あとさらし)製法」で作られています。後晒し製法とは、タオルを織る工程の一番最後に漂白、水洗いをする製法です。
最後に洗うので、糊(のり)はもちろん不純物などもきれいにとりのぞかれます。そのため、おろしたてのタオルも吸水性が良く安心して使えるのです。
ちなみによく比較される今治タオルは「先晒し(さきさらし)製法」で作られています。先晒し製法は、糸の段階で漂白してから水洗いし織り上げる製法です。そのため、綿本来のやわらかさがあるといわれています。
製法の違いで、タオルの仕上がりに違いが出るんですね。
■泉州タオルの特長
では、泉州タオルの特長を3つ紹介します。
1.吸水性抜群
泉州タオルは、最後に水洗いして糊や不純物をとりのぞくので、おろしたてのタオルも吸水性が抜群です。
お子さんがいる家庭ですと、お風呂上がりはバタバタしがちですよね。そんなときも吸水性が良いので、さっとふくことができます。
2.ふんわりした肌触り
泉州タオルのふんわりした肌触りは、一度体験すると他が使えなくなるほど。1日に何度も使うタオルがふわふわだと、ちょっとした幸せを感じます。
赤ちゃんや肌が弱い方には特におすすめですよ。
3.安全清潔
製造工程の最後で水洗いすることで、もともと糸に付着している油分や糊、不純物がとりのぞかれるので、使うその時から安心して使えます。また、泉州タオルは製造工程で化学薬品を使わないようにしています。お肌にも環境にもやさしいですね。
4.洗濯をしても縮みにくい
最後に水洗いをすることで、くり返し洗濯したときの縮みが軽減します。快適に長く使えるのはうれしいですね。
■泉州タオルと今治タオルどちらを買おうか迷ったら?
どちらも高品質の泉州タオルと今治タオル。では、どちらを買ったらよいか迷ってしまうことありますよね。
ざっくり分けると、
泉州タオル=普段使い
今治タオル=贈答用
といえるでしょう。
もちろん泉州タオルにも贈答用のものはたくさんあります。
が、特に当社の泉州タオルは「普段使いのタオル」を意識しています。
「自分」が「毎日使うもの」。
そのためにはどのようなタオルが使いやすいのかを考えました。
そして、サイズや厚さにこだわった「シンプル」で「機能的」であるタオルを日々作っています。
サイズは、手ぬぐいをヒントにして少し長めになっています。一般的にフェイスタオルは、80cm~85cmの長さが多いのですが、当社のフェイスタオルは約95cmと長めにしています。
そして、毎日洗濯するタオルだからこそ、乾きやすさも考えました。
なので、用途やシーンに合わせてタオルを選びましょう。普段づかいなら泉州タオル、おすすめですよ。