なぜタオルに黒カビができるの?原因と対策
毎日洗濯をして、きれいに使っているはずなのに、気づけば黒カビができていた…なんてことはありませんか?
黒カビができやすいのは、特に気温が高く、湿気が多い梅雨と夏です。
黒カビができる原因や対策を知り、梅雨や夏に備えましょう。
タオルに黒カビができる原因
タオルに黒カビができる原因は2つあります。
●1. 洗濯槽にカビができている
タオルに黒カビができる原因のひとつが、洗濯槽が汚れていることです。洗濯槽は湿気が多い場所。つまり、カビが発生しやすい場所です。
月1回を目安に洗濯槽クリーナーなどを使ってきれいにすることをおすすめします。洗濯槽のカビを防いでくれるグッズを一緒に入れて洗濯することも検討してみてください。
●2. タオルを濡れたまま放置している
タオルを濡れたまま放置するのも、黒カビができる原因のひとつです。
お風呂上がりに使ったタオルを、くしゃくしゃの状態で洗濯槽や洗濯カゴにそのまま入れている方は要注意です。
使ってから洗濯するまでに時間がある場合は、洗濯カゴのふちにかける、タオル掛けにかけるなどして、なるべくタオルが広がり、乾くようにするのがおすすめです。
黒カビができてしまったときの対処法
対策をしていても、どうしても黒カビができてしまうことはあります。そんなときの対処法をご紹介しますので、黒カビに気づいたらぜひ試してみてください。
●1.酸素系漂白剤に漬ける
ぬるま湯(40~60度くらい)に酸素系漂白剤を入れ、そこに黒ずみができてしまったタオルを入れます。
20分ほどしたら、軽くしぼり、いつものように洗濯します。
注意点は、素手でさわらないこと。手荒れの原因となる恐れがありますので、ゴム手袋を着用してくださいね。
●2.煮洗いする
煮洗いも黒カビの対処法として有効です。この場合も、酸素系漂白剤を使います。
鍋にタオルが浸かるくらいの水を入れ、沸かします。酸素系漂白剤を適量入れ弱火にし10分ほど煮ますが、この時、洗濯洗剤も入れるとより効果的です。
途中、箸などでかき混ぜるようにしましょう。
そのあとは、冷めるまで待ち、よくすすいでから干します。
煮洗いをする場合は、生地への負担が大きいことを覚えておいてください。黒カビを予防
したいからと頻繁に煮洗いをしていると、それだけタオルの劣化も早くなってしまいます。
普段から黒カビ対策を意識しよう
黒カビの原因と対処法をご紹介しました。一度黒カビができてしまうと、対処するのは少し面倒なもの。
ですので、
・洗濯槽をこまめにきれいにする
・タオルを濡れたまま放置しない
この2点を意識して、普段からの黒カビ対策を意識してみてくださいね。