タオルの綿落ち(毛羽落ち)の対処方法について
みなさん、こんばんは
taoru.comのALEXです。
一気に気温も下がり、あっという間に年末ですね。
今年末に向けて新しいリネン系を揃えてはいかがでしょうか?
さて今回はタオルの毛羽落ち(綿落ち)についてです。
当社のタオルもどうしてもこれは避けられないのは事実ですが、使い心地をよくするためにパイルをカットしてしまうシャーリングより、パイル生地のほうが一般的には毛羽落ちは少ないと言われています。主にtaoru.comではパイル生地の状態のタオルを製造販売することが多いです。
そこで当社のタオルソムリエからアドバイスをもらいました。
↓
この毛羽落ちはどうしてもつきものなんですが、やはり私たちとしては「洗濯」の方法で改善できると思っています。
まずは洗濯時に他の衣類などに付着するケース。
洗濯物が多い場合、汚れとともに流れていく予定だった落ち綿が再付着してしまうことがあります。
これがよくある他の洗濯物に落ち綿が付いてしまったっていう現象ですね。
なので、かならずくず取りネットは必須ですね!
あと、汚れもバスタオルの場合、そもそも面積が広いので真ん中の汚れが落ちにくく、洗濯物を詰め込んで洗濯する方法は結局電気、水道代も倍かかる為なんのメリットもないです。
ですので、洗濯機の容量に対し7〜8割ぐらいまでの洗濯物の量が適正です。
乾燥機使用の場合はもっと減らさないとダメだと思います。
ただ上記のことは通常の糸を使用している場合です。
例えば撚が甘い糸(甘撚り)や、無撚糸やシャーリングタオルなどは手触りが良いが、普通のタオルに比べて吸水性が劣り毛羽立ちが目立ちやすいです。
ドラム式の洗濯機を使っている家庭が多いと思いますが、実はドラム式洗濯機は洗剤メーカーさんも悩ませるもので、ドラム式洗濯機の特徴の少ない水で洗う為、上記のような現象が起こりやすく詰め込み洗いをするととくに汚れが落ちにくいです。
当社の家では、一気にタオル全替えすることが多いので、1週間くらいはいつもより洗濯機のゴミのネットに倍くらいの量がついてます。これは仕方ないことですね。
たぶんフェイスタオルぐらいだと(特に白)とかだとあまり気にならないと思いますが、もっと多く新品のフェイスタオルを洗濯するとあれ?落ち綿多いなぁって思う人もいると思います。
あとはふわふわにしようと過度に柔軟剤入れると、余計に落ち綿多くなると思います。
イメージとしては、柔軟剤を過度に入れることによって滑って落ちるみたいな感じです。
柔軟剤は吸水性も落ちますので、あまり過度に柔軟剤を入れのはオススメできないです。
それでも落ち綿が多くてどうにもならないといった場合は、ゴミ取りネットを使う事ですね。
縦型洗濯機は付いてると思いますがゴミが詰まり過ぎて機能していない家庭も多いと思います。
まとめますと、洗濯時の基本的なこととしては
・ゴミ取りフィルターを毎回掃除すること。
・柔軟剤入り洗剤を使った場合はすでに入っているので追加で柔軟剤を入れないこと。
・ネットに入れて洗う。
タオルはどうやっても落ち綿は出てしまうものです。
それは綿花の構造上、落ち綿を皆無にすることは不可能ですね。
ですので、少しでも落ち綿を減らす方法といったところでしょうか。
もし新品タオルだとしたら1週間もすれば気にならなくなるくらいの量にはなっていると思います。
それでも落ち綿が多いなぁと感じるのであれば洗濯方法が間違ってる可能性もあります。
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