タオルの洗濯に柔軟剤は使うべき?メリットとデメリットから解説
洗濯をするときに柔軟剤を使うと、タオルがふわふわになりますし、自分好みの良い香りにできますよね。静電気などを軽減してくれる効果もあります。
しかし、「タオルに柔軟剤は使わないほうがよい」という話も聞きませんか?
今回は、タオルの洗濯に柔軟剤を使うべきかどうかについて、解説していきます。
■タオルの洗濯に柔軟剤を使うデメリット
先述したとおり柔軟剤を使うと、タオルがふわふわになったり良い香りが楽しめたりするメリットがあります。
では、タオルの洗濯時に柔軟剤を使うデメリットを2つ紹介します。
○タオルの吸水性が落ちる
まずは、タオルの吸水性が落ちてしまう可能性があることです。
柔軟剤を使うことで、タオルの繊維をコーティングしてしまいます。そのため、吸水性が落ちる可能性があります。
○肌への刺激になる
柔軟剤には、界面活性剤が使われています。先ほど「コーティングしてしまう」と書いたように、洗濯後も柔軟剤が残っている状態です。
そのため、赤ちゃんや肌が弱い人にとっては、かゆくなるなど刺激になってしまうことがあります。
■柔軟剤は使うべきではない?
結論を言うと、タオルの洗濯で柔軟剤を使うことは控えることがおすすめです。いくら吸水性の高いタオルを購入しても、効果が減ってしまうかもしれないからです。
「柔軟剤はダメ!」というわけではなく、肌に触れるものには使わないほうがよいということです。
柔軟剤は花粉やホコリを付きにくくしてくれる効果があるので、上着や羽織りものなどには使うとよいでしょう。
ごわごわしてしまうのが気になる方は、以下の方法を取り入れてみてくださいね。
・洗濯ネットに入れる
・すすぎのときにクエン酸を入れる
(繊維に残るとゴワゴワとしがちな洗剤などを取り除く効果が期待出来きます。)
・よく振ってから干す
(タオルの表面のパイルという丸い割っかが起き上がった状態で干す事になり、ふっとします)
柔軟剤は洗濯物の種類によって、使うか使わないかを決め、タオルの洗濯では控えるようにすることをおすすめします。